2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧
☆ 本との出会いは不思議だ。相性の合う本は読み始めると止まらなくなる。 ☆ 朱川湊人さんの「花まんま」(文春文庫)から表題作を読んだ。 ☆ ファンタージー系に属すのだろうか、ある女性が事件に巻き込まれ、21歳で命を絶たれる。その命が、少女に宿る。…
☆ 木皿泉さんの「昨日のカレー、明日のパン」(河出文庫)から「パワースポット」を読んだ。 ☆ 最初あまり期待せずに読み始めたけれど、この作品は泣ける。最後は泣き笑いになる。 ☆ 先日「ムムム」を読んだ。その「ムムム」ことタカラの話だ。 ☆ タカラはテ…
☆ 林純次著「残念な教員 学校教育の失敗学」(光文社新書)を読んだ。 ☆ 林氏が後輩教員に「かかってこいやー」と挑発しているようで面白かった。 ☆ その挑発は林氏の熱情であり、残念な教員に指導されるかわいそうな子どもたちをこれ以上増やさないでくれと…
☆ ツィッター上に、福岡県の私立高校で生徒が授業中、教員に暴行をはたらくシーンが拡散していた。 ☆ 加害生徒が使っていたスマホを教員が取り上げたため、それに逆上した生徒が暴行に至ったらしい。 ☆ おもちゃを取り上げられた幼児のような出来事だ。ただ…
☆ 大義なき解散には、節操なき合従連衡。似た者同士の戦いだ。 ☆ 民進は、事実上の「希望」への吸収合併。政治アナリストの伊藤惇夫さんはうまいことを言った。そうだ「M&A」なんだ。小が大を呑みこむ。「華麗なる一族」だね。 ☆ 倒産しかけの企業。販売網…
☆ 重松清さんの「ナイフ」(新潮文庫)から表題作を読んだ。 ☆ 我が子がいじめにあっている。そのことに直面した家族の物語。話は父親の心象描写で進む。 ☆ 学校、いや学校に限らずこの社会全体が今や戦場と化している。「悪意と策略と暴力と罵りと虚勢とい…
☆ 民進が解体し「希望」に合流、保守2党制、いや憲法改正に向けた大政翼賛体制ができそうだ。 ☆ 民進党内の護憲派少数と日本共産党、社会民主党をのぞいて、すべてが改憲派になる勢いだ。 ☆ 危機感が募る。
☆ 目を疑った。民進党の前原代表が無所属で出馬するという。どういうことだろう。 ☆ 「希望」との合流を前提に、「希望」が公認を選別するらしい。 ☆ 「敵前逃亡解散」と誰かが言ったが、野党第1党の代表が無所属で出馬とは、結局は「解党宣言」のようなも…
☆ 民進党は「希望の党」に合流するらしい。野党だから文字通り「野合」ということか。 ☆ もうこうなったら、節操も政策もあったもんじゃない。議員による議員のための選挙。こういのがポピュリズムの台頭を許すんだね。 ☆ 小選挙区制度だから、自公対反自公…
☆ 民進党は「希望の党」に合流するらしい。野党だから文字通り「野合」ということか。 ☆ もうこうなったら、節操も政策もあったもんじゃない。議員による議員のための選挙。こういのがポピュリズムの台頭を許すんだね。 ☆ 小選挙区制度だから、自公対反自公…
☆ 山本文緒さんの短編集「シュガーレス・ラブ」「ブラック・ティー」から、それぞれ表題作を読んだ。 ☆ 心というのは不思議だ。外からは見えないけれど、片時も休まず、動き続けている。 ☆ 「シュガーレス・ラブ」は、キャリアウーマンの物語。彼女は、アル…
☆ 浅田次郎さんの「霞町物語」(講談社文庫)から表題作を読んだ。 ☆ とてもオシャレな物語だった。 ☆ 高校生から大学生へ、主人公は一人の女性と出会った。 ☆ 移り行く東京の風景。時代の流れとちょっとした郷愁を感じる物語だった。 ☆ 最後のシーンは、オ…
☆ マルクスは「経済学批判」の中で下部ー上部構造論を唱えた、今、資本主義という下部構造が転換期を迎え、それに伴ってポピュリズムという政治現象が起こっているのかも知れない。 ☆ 水島治郎著「ポピュリズムとはなにか」(中公新書)を読んだ。 ☆ 本書は…
☆ 今朝の各紙はやる気満々。政変は記者の血を躍らせるようだ。何かが起こりそうだ。 ☆ どうやら安倍さんは虎の尾を踏んでしまったようだ。 ☆ 首相の「解散」記者会見に合わせて、新党の発足を発表。首相の消費税使途変更に対抗して。消費税凍結。 ☆ 打つ手が…
☆ いよいよ総選挙か。 ☆ 突然ともいえる安倍総理の解散表明だが、政界再編を加速しそうだ。 ☆ 急ごしらえの「希望の党」だが、小池東京都知事が代表ということで、影響が必至。風が吹けばかつての日本新党のようなブームになるかも。小池新党が体制を固める…
つめたいよるに (新潮文庫)クリエーター情報なし新潮社 ☆ 江國香織さんの短編集「つめたいよるに」を読み終えた。 ☆ 「デューク」で、江國さんの作品にすっかり魅せられてしまった。 ☆ それからも少しずつ読み進めた。どの作品も数ページの短いものだったが…
☆ アメリカのドラマ「クリミナル・マインド」にはさまざまなサイコパスが登場する。 ☆ FBIのドラマなので主に連続殺人犯を扱っているが、人の苦痛を自らの快楽とするような猟奇性には目をそむけたくなる。(ただそうしたドラマを見ているということは、私に…
☆ 江國香織さんの「つめたいよるに」(新潮文庫)から「スィート・ラバーズ」を読んだ。 ☆ 病床に横たわる祖父。それを見舞う孫が主人公。彼女には秘密があった。彼女が生まれる前日に亡くなった祖母が自分の中にいるようなのだ。 ☆ 「ええぞぉ、夫婦は」。…
☆ 木皿泉(和泉努さんと妻鹿年季子さんご夫婦のペンネーム)の「昨日のカレー、明日のパン」(河出文庫)から「ムムム」を読んだ。 ☆ 「ムムム」とか「ギフ」とか、最初は何のことかと思った。「ムムム」は隣家の女性のニックネーム。「ギフ」は義父なのだっ…
☆ 池上彰さんの説明はなぜわかりやすいのか、その秘密を自ら解説した本だった。 ☆ 池上彰さんの「わかりやすく技術」(講談社現代新書)。 ☆ 実に分かりやすい本で、リード文を読むだけでほぼ内容がつかめた。所要時間30分。 ☆ 池上さんは「わかりやすい説…
資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)クリエーター情報なし集英社 ☆ アベノミクスは、金融、財政そして成長戦略を掲げるが、一向に庶民の暮らしは楽にならない。それはなぜなのか。 ☆ 資本主義というシステムが瀕死の状態で、もはや栄養剤を入れ、強心剤…
☆ 京の夜は百鬼が夜行するという。この恐るべき夜を、個性豊かな面々が縦横無尽に暴れまくる。 ☆ 森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」(角川文庫)から、「第一章 夜は短し歩けよ乙女」を読んだ。 ☆ ストーリーは二人の視点で進む。主人公の視点は常体で…
ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)クリエーター情報なしKADOKAWA/アスキー・メディアワークス ☆ 主人公はブラック企業に勤める23歳の男性。大学は出たものの思うように就職先は決まらず、なんとか就職した会社はブラック企業。サービス…
☆ カミュの「シーシュポスの神話」(清水徹訳 新潮文庫)を読んだ。 ☆ シシューポスは神から罰を受け、岩を山頂まで運ぶ仕事を課される。苦労して山頂まで持ち上げた岩は自らの重みで、ふもとに落ちていく。シシューポスはふもとまで駆け下り、また岩を頂上…
☆ 桂米朝さんの「落語と私」(文春文庫)を読んだ。 ☆ この本は、「落語を10倍楽しく見る方法」と言っても良いだろう。 ☆ 落語とはどんな芸能なのか、落語の面白さは何か、どのような話があるのか、落語の歴史はどうか、など落語に関するウンチクが山のよ…
☆ 総理大臣の施政方針演説があって、即解散。代表質問なし。 ☆ これって、第1次安倍内閣のようだね。 ☆ あの時は、自民党内から「安倍おろし」が起こっていたけど、今は無風なのかな。 ☆ 総理大臣のお腹の調子はどうでしょう。それは選挙が終わってからのお…
☆ 生徒から聞いた話。ある生徒は学校外でサッカーのクラブチームに入っている。チームの中でも主力の選手。 ☆ ところが、その選手がクラブチームをやめると言い出したという。理由はお金がかかりすぎるから。 ☆ この夏の遠征だけで7万円以上の出費があった…
☆ 山本文緒さんの短編集「プラナリア」から表題作を読んだ。 ☆ この作品はドンドン読み進めることができた。主人公の心境、周りの人物の描き方がうまいからだろう。 ☆ 主人公は乳がんで片胸を失い、仕事もせずにその日を過ごしている女性。 ☆ 人とかかわるの…
☆ BSプレミアム「CIA 秘められた真実」(フランス 2003年)を見た。 ☆ 第1回「暗殺工作」、第2回「冷戦の終焉」、第3回「テロとの戦い」 ☆ いずれも、元CIA長官や元国務長官、元諜報機関の人々へのインタビューで綴っている。よくこうした人々にイン…
☆ NHK「100分de名著」でアーレントを取り上げていたので、「今こそアーレントを読み直す」(講談社現代新書)読んでみた。 ☆ アーレントという名前は今回初めて聞いた。1905年ドイツに生まれ、1975年にアメリカで亡くなった政治哲学者だという。 …