☆ 昨日はゲリラ豪雨に襲われたと思いきや、熊本で大地震が起こって、夜の授業は何となく落ち着きがなかった。
☆ 天変地異は致し方ないが、ショッピングモールの爆発には驚いた。大勢いた利用客やほとんどの従業員が避難した後だったのが、不幸中の幸いだ。
☆ 爆発があと数十分早ければ、大惨事になっていたであろう。
☆ 必ず起こるであろう南海トラフ地震も心配になってきた。
★ さて今日は、乙川優三郎さんの「太陽は気を失う」(文春文庫)から「ろくに味わいもしないで」を読んだ。
★ 音楽と都会にあこがれて、田舎から出てきた2人の女性。久美子は、ピアニストを目指したが、その方では芽が出ず、しかし、器量が良かったためか資産家の息子と縁があって裕福な人生を辿り始めた。
★ 文江は、ボーカルを目指したが、メジャーデビューすることもなく、地方を回ってジャズなどを歌って食いつないでいる。男運にも恵まれないようだ。
★ 既に彼女たちは50歳を超えた。久美子は夫の不貞に愛想が尽きて離婚。その慰謝料を元手に、文江とかつて夢見たクラブを経営することになった。
★ そうした日々の様子が描かれている。
☆ 天下国家を論じるわけでも、社会の不条理を嘆くわけでもないが、人生の半分を経た女性の生きざまが、目に見えるように描かれている。




