じゅくせんのつぶやき2

個人塾を経営しています。読書のこと、日常のことをつぶやきます。

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

芥川龍之介「歯車」

★ 春期講座前半戦終了。春期講座はまだ受講者が少ないので負担は小さい。 ★ 朝日新聞の「文芸時評」で古川日出夫さんが芥川龍之介の「歯車」を紹介していたので読んでみた。35歳でこの世を去った芥川の遺作だという。 ★ 古典にテーマを求めた作品とは違っ…

三浦しをん「天国旅行」から

★ 昨日から一転して今日は麗らかな晴天。日照りは気持ち良いが花粉が飛んでいるのか、顔面が腫れぼったい気がする。 ★ huluで「十角館の殺人」を観始めた。NETFLIXで「三体」を観たせいか見劣りがする。キャストの演技もいまいちだ。資本の差だろうか。改め…

青山七恵「欅の部屋」

★ 朝からの本降りがやっと上がった。近所のおいしいパン屋さんで卵サンドを買い、おいしいコーヒーと共に頂く。束の間の至福だ。 ★ NETFLIX版「三体」を観終わった。先端科学者たちの連続自殺。科学者たちの目から離れないカウントダウン。それらは何を意味…

篠田節子「秋の花火」

★ 指揮者を取り巻く人間模様は、しばしば映画やドラマで取り上げられる。 ★ 篠田節子さんの「秋の花火」(文春文庫)から表題作を読んだ。著名な指揮者。彼が指揮棒を振ると演奏家一人一人の個性が光り、それが合わさりあって美しいハーモニーを奏でる。彼は…

コヴィー「(まんがでわかる)7つの習慣」

★ 久しぶりに、フランクリン・コヴィー・ジャパン監修「(まんがでわかる)7つの習慣」(宝島社)を読み返した。心に響き、とても感動した。 ★ この作品は、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」をわかりやすいようにマンガで解説している。主人公は…

宇山佳佑「桜のような僕の恋人」

★ 今日は1日中雨。訪れる人もなく静かな1日だった。新聞折込用のチラシが届く。新学期の新しいテキストも届きだした。 ★ NETFLIXで「三体」を観始めた。事の起こりが中国というのが興味深い。まだエピソード1を観終わっただけだが、それにしても「文化大…

吉本ばなな「体は全部知っている」から

★ 高校の合格発表が終わった。大学及び専門学校を受験した塾生10名、高校を受験した塾生18名。みんな決まるべきところに決まった。彼らの前途を祈りたい。 ★ 中学3年生のほとんどが卒塾したので、今週の授業はゆとりがある。ただ新年度に向けての雑用は…

遠藤周作「海と毒薬」より

★ 小説には時代を超えて読み継がれる作品がある。遠藤周作の「海と毒薬」もその1つであろう。 ★ 遠藤周作さんの「海と毒薬」(角川文庫)から第1章を読んだ。時代は戦時中。街では空襲で人が死に、病院では肺を病んで死を待つ人が大勢いた。命が軽視されて…

絲山秋子「ニート」から

★ 中学校の卒業式。晴天に恵まれて良かった。小学校は短縮授業とかで、午後早くから小学生たちがやってくる。彼らは元気だね。日本の未来は明るい。 ★ さて今日は、絲山秋子さんの「ニート」(角川文庫)から「愛なんかいらねー」を読んだ。スカトロ満載で、…

吉田修一「犯罪小説集」から

★ 受験が終わって急に暇になったせいか、ちょっぴり燃え尽き症候群だ。25日からは春期講座が始まる。それまでにまた英気を養わねば。 ★ 吉田修一さんの「犯罪小説集」(角川文庫)から「青田Y字路」を読んだ。この小説集、実際の事件がモチーフになってい…

堂場瞬一「メビウス」

★ 7日に入試が終わり、18日に合格発表。この10日間は何ともいやな期間だ。結果発表を前に、中学校では15日に卒業式が行われる。 ★ さて今日は、堂場瞬一さんの「メビウス」(河出文庫)を読み終えた。学園紛争末期。先鋭化した一部のグループは企業を…

馳星周「少年と犬」から

★ 確定申告提出。締め切り間近ということで、列に並んでの受付。天気は良かったが、少々底冷えがした。次回から控えの受付印がなくなるという。デジタル化に進みそうだ。 ★ 帰り道、近隣の中学校で弔旗が掲げられていた。そう今日は、東日本大震災から13年…

篠田節子「永久保存」

★ 確定申告の書類が完成した! 明日提出すれば一仕事終わりだ。 ★ 役所仕事はとにかく書類が煩雑。それに書き方の解説も役所用語が多いから、素人にはチンプンカンプン。前例を踏襲するのがやっとこさだ。 ★ 個人の税務だけでも書類の整理に困るのだから、そ…

篠田節子「聖域」

★ 明治の「チェルシー」が終売するという。シモンズが歌うCMソングが懐かしい。 ★ マンガ家の鳥山明さんが亡くなったという。「ドラゴンボール」「Dr.スランプ」は良かったなぁ。 ★ さて今日は、篠田節子さんの「聖域」(講談社文庫)を読み終えた。文芸誌の…

村田沙耶香「余命」

★ 京都府公立高校の中期入試がいよいよ明日に迫った。この1年間、いや中学生活3年間の総決算だ。最近は受験前に学校を休む生徒が増え、とはいえ不安なのか入れ替わり塾で最後の仕上げを行っている。いまさらジタバタしてもなのだが、彼らにとっては一つの…

川﨑秋子「ともぐい」

★ 半年にわたる土日特訓が終了。ほっと一息。あとは塾生の健闘を祈るのみ。 ★ さて今日は、川﨑秋子さんの「ともぐい」(新潮社)を読み終えた。直木賞受賞作。「さすが」と思える読み応えだった。 ★ 北海道の山奥で猟を生業としている熊爪という男が主人公…

中島京子「夢見る帝国図書館」

★ 今年度最後の土日特訓。京都府公立高校中期入試まであと4日。近年、公立高校の競争率は1倍を切り、どこでもよければ、誰もが公立高校に進学できる時代になった。この背景には、少子化あり、私学に進学する生徒への授業料の助成あり、そして私学志向の高…