2018-12-22 伊集院静「三年坂」 Weblog ☆ 伊集院静さんの短編集「三年坂」(講談社文庫)から表題作を読んだ。情感あふれる作品だった。 ☆ 父が亡くなり母は一人で息子を育てた。息子は成長して寿司職人を目指し、遂に鎌倉で独立して店舗を構えることができた。そして開店のその日、悲劇が起こる。 ☆ 物語は母親の7回忌から始まる。母親の思い出、謎の男性、そして妻との不和。故郷への旅を通していろいろな思いが巡る。 ☆ 母が言い残した三年坂の話。舞台は清水寺も門前へ。時を経た母の想いが主人公の心を打つ。