☆ 私が購読している2紙、読売新聞と京都新聞、読売新聞は「編集手帳」、京都新聞は「梵語」でお亡くなりになった倉本聰さんを取り上げている。
☆ 倉本さんといえば「北の国から」が印象に残っている。朴訥な父親、純真な二人の兄妹。自然の中でさまざまな困難に出会いながらも生きている姿が印象的だった。
☆ 序盤は、兄妹がキタキツネと出会うシーン。そして終盤は、死期を覚った父親の遺言が心に残っている。
★ ドラマを見て感動したので、以前、書籍で「北の国から2002遺言」を読んだ。今本棚を探しても見当たらないから、誰かに譲渡したのだろうか。
☆ 多くの人に感動を与えた作家だけに、先のコラムでも担当の編集委員(?)の筆が冴える。
☆ 「編集手帳」は、向田邦子さんとのインタビュー記事から筆を起こし、「幸福とは足るを知ること」に行き着く。
☆ 「梵語」は、民放のディレクター時代、ラジオドラマの録音を紛失したエピソードから筆を初め、富良野塾の起草文「あなたは文明に麻痺していませんか。石油と水は、知識と智慧は、批評と創造は どっちが大事ですか」を紹介している。
☆ 「北の国から」に魅かれるのは、私たちが便利さの代償として失ったものを描いているからかもしれない。
☆ 「金なんか望むな。幸せだけをみろ。ここにはなんもないが自然だけはある。自然はお前らを死なない程度には十分毎年食わしてくれる。自然から頂戴しろ。そして、謙虚に、慎ましく生きろ。それが父さんのお前らへの遺言だ。」
☆ 泣ける。
